渡邉万里子ゼミナール

ゼミの指導方針(理念)

自分が夢中になれることや、興味が尽きないことを理解している人は強い。楽しいとか、面白いとかいう気持ちは1つのテーマを誰よりも時間や労力をかけて追求するエネルギーになるからです。しんどいことは機械やコンピュータがやってくれる時代だから、自分の「楽しい」「面白い」を誰かの「嬉しい」に変える力が強みになります。だから、ゼミではゼミ生が「楽しい」「面白い」領域を広げる活動を大切にしています。そのために、ゼミ生がちょっとだけ無理なことに挑戦する行動を推奨しています。そして、ゼミ生全員が自分の「楽しい」「面白い」ことで人の心を動かせるリーダーになることを目指します。

全般的な活動

3年次からスタートするゼミナール活動では、1,2年次に培った経済学・経営学の知識やプロジェクトマネジメントのスキルを応用して、ゼミ生が「やりたいこと」を追求します。
3年次のメイン活動は、チーム研究プロジェクトです。今年度はIBインカレの出場権を賭けて4チームが切磋琢磨しています。研究プロジェクトに関連して、企業への調査訪問やユーザーインタビューなどのフィールドワーク、他大学とのインゼミも行います。
隔週で行うサブゼミでは、ビジネスパーソンや起業家とのワークショップを行います。経営上の課題や新しいプロダクトアイデアについて、社会人と学生が対等な立場で議論し、相互に気づきを持ち帰ることを目的としています。

[3年次]
・チーム研究プロジェクト
・フィールドワーク
(国内外企業への調査訪問、ユーザーインタビュー)
・インゼミ
・企業や起業家との共同ワークショップ

[4年次]
・3年次の活動を拡張した卒業研究プロジェクト

IBインカレに対する考え

IBインカレは、実社会の現象や課題に対して自ら設定した仮説を検証し、論理と情熱で裏打ちされた説得力の高いプレゼンテーションを通じて人の心を動かすという、ビジネスリーダーやアントレプレナーにとって欠かせない能力を問われる舞台だと考えています。その舞台に挑むために努力したり、悩んだりしたことは、実社会に出たときに必ず活きる経験になると思います。また、IBインカレは国内では希少な、学生の学術論文とプレゼンテーションを競う大会です。他大学ゼミの多彩な研究発表に触れることで、学生が視野を広げることができる素晴らしい機会だと思います。

IBインカレで学生に期待すること

毎年参加するたびに、IBインカレ全体の研究発表のレベルが上がっていると感じます。今年初めて出場する渡邉ゼミの学生には、他大学のレベルの高い研究発表に刺激を受け、他大学のゼミがどれだけ準備しているのかを知って発奮してほしいです。